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釣竿のグリップ交換のやり方紹介

こんにちは。ナカムラです。

今日はルアーロッドのグリップ交換のお話です。

釣り竿に着いているグリップは大体のロッドで交換可能となってます。(一部交換不可能な物もあります)

今回は、何故わざわざグリップを交換するのかのお話からしましょう。

 

グリップ交換をする理由

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グリップ交換で多いのが以下の理由です。

・長期的に使ったロッドで、EVAやコルクのグリップがボロボロになった。

・グリップを踏んだり、挟んだりでの破損。

・グリップが長い(短い)ので使いにくい。

・EVAが嫌なので、コルクに交換したい(逆もあり)

・ストレートをセパレートにしたい

上の2つは修理になりますが、下の3つはカスタムになりますね。

当社では、破損系の相談とカスタム系の相談が特に多いのですね

 

グリップ交換の作業の難易度は?

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グリップ交換の作業は、難易度としては少し高くなります。

取り付けるだけだったらプラモと同じなんですが、外す作業が非常に手間が掛かるんですね。

特にリールシートを含んだ交換の場合は、ロッドのカスタムの中でも一番手間が掛かります。

チャレンジされるなら、リアグリップの交換や延長だけのリールシート交換を含めない作業がお勧めです

 

交換が出来ないロッドの見分け方とリスク

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ロッドによっては一部グリップ交換が出来ない場合がありますので、そんなロッドの見分け方も紹介します。
通常メーカー品のロッドの場合は富士工業さんのリールシートを使ってる場合が多いのですが、ここが自社でオリジナルリールシートを作っていて、リールシートとグリップの接合部が特殊な形状だったり、リールシートのセンターがズレている場合などがあります。

特にセンターを通ってない場合に関しては、リールシートの交換も合わせて行わないと、グリップだけの交換は不可能です。

また、ブランクスルー(グリップ内部までブランクが入っている)でめちゃくちゃ太いブランクの場合は、合わせるグリップが非常に難しい場合があります。

あと最大の注意点ですが、グリップの内部の構造はメーカーさんの製法によって全く異なる場合が多々あります

本当に「開けてみないと分からない」パターンが多い。

分かり易い設計もあれば、実は中で複雑になってる物もあるので、リスクを覚悟でチャレンジして下さい。

折れない限りはどうにかして直せますが、自信の無い方は止めておいて下さい。

グリップ交換は手間の掛かる作業ですが、初めて挑戦する際は不安になると思います。

出来たら使ってないロッドなどで最初はチャレンジしてみるのが良いと思います。

参照:ロッドのリアグリップを改造・延長してみよう

ナカムラ

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