CUSTOMスタッフブログ

Justaceのソリッドティップの選び方を紹介

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こんにちは。ナカムラです。

寒くなってくるとロッドのカスタムのお問い合わせが増えてきます。

釣りに行かなくても手軽に家で出来る事と言えばメンテナンスやカスタムですもんね。

そんなカスタムロッドの中でも近年人気のソリッドティップチューン


折れたロッドや使ってないロッドをソリッドティップにカスタムして使い勝手を向上しようと言うチューニングです。

ティップを変える??」なんて思うとかなり難易度が高そうな事なんですが、折れてしまったロッドってどうせ使えないので遊び感覚でチャレンジしてみましょう。

意外と簡単に蘇った以上に「操作感がアップした」とか「食い込みが良くなった」なんて声を聞きますからね



ソリッドティップの継ぎ方

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詳しい継ぎ方はこちらのブログを参考にして下さい。

今回のメインのお話はソリッドティップの選び方

どのティップを選んだら良いのか?」と言うお話を本当に良く聞かれます。


ソリッドティップのバリエーション

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Justaceのソリッドティップは現在8種類のラインナップ展開です。

一番柔らかいXULから、一番硬いMHまであります



まず重視して欲しいのが折れてる場所や継ぎたい場所の外径とブランクの内径

いくら理想の硬さや長さがあっても、この穴径が全く合わないと継ぐ作業自体が困難となります。


特にソリッドを入れる為の内径は、
メーカーさんのロッドによってすべて違うのでカットしてみないと分からない

まず、買う前にこの部分のチェックをお願いします。

穴径を測るには、ノギスと言う専用工具がありますので、こちらを使って測ってみると正確に分かります

参照:ロッドビルディングツールのご紹介




穴径を測ったら、今度はこのラインナップから径の近い物をピックアップ。

ブランクの方が細い場合はカットすれば対応出来ますが、逆は硬くする以外難しいんですよね。


あと仮に入ったとしても、極端にブランクの硬さと合わないものは折れますので止めて下さい


例としてティップがULでロッドがMHとかあまりにも硬さに違いがあるとティップしか曲がらずに簡単に折れてしまいます。

硬さや長さは最悪ソリッドティップをカットして貰う事も、削って柔らかくして貰う事も出来ます

この辺りはソリッドの利点という事で、カスタムの幅が広いんですね。

自然な曲りになる様に

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差し込んだ時に継ぎ目(ベリー)も追従して自然に曲がる位の物が理想的です

パワー的にも2ランク以上の差が開かない物が良い感じになると思います。(例ULとML・LとM等)

もちろんロッドのテーパーの違いで例外はありますので、お持ちのロッドに合わせて上手く継いで貰えば市販に無い凄いロッドが出来ると思います。


あと動画の方でもお話してますが、必ず継ぎ目にガイドを載せてスレッドを巻いて下さい

これを無視すると負荷が掛かってしまい折れてしまいますので要注意です


ソリッドティップチューンは、意外とお手軽に出来ますので冬の間にチャレンジしてみて下さいね。

ナカムラ

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ソリッドティップ継ぎ動画