
Justaceのチヌロッドは3種類あるのですが、その中で一番使用率の高い右腕的存在の「LM-792KML“Chaser”」をご紹介します。
操作性と掛ける事を重視したロッド

長さが7.9FTと長めの設計で、小場所よりも大規模フィールド向けのロッド。
適合ルアーのキャパが3.5g-14gと幅が広いのでチヌで使う様なルアーは大体扱える設計となってます。
テーパー(竿の曲がりの調子)的には先調子のファーストテーパー。
しっかりとウェイトを乗せて投げればしっかりと飛距離も出ますし、何よりも食い込んでからのティップの柔らかさと掛ける時のベリーのバランスが良いので遠くでしっかりと掛けられるんですね。
チヌの上顎は非常に厚いので、フック・ロッド・ラインのバランスを間違えてしまうと掛からない・掛けてからのバラしの原因になってしまいます。
握り易く、バランスの取れたグリップ設計

グリップはアップロックのVSS-KN16を使用した少し細身のデザイン。
細くても力は入り易く、操作もしやすい段差の無い形です。

リアは少し長めに設定していて、リールを付けた時にフロントヘビーにならない様に持ち重りを軽減。
遠投スタイルでもしっかり握って投げられ、ファイト中も腕に当てて大物と安心してやり取り出来ます。
飛距離とパワーを持ち合わせたガイドセッティング

ガイドはKRコンセプトを用いているので、バットは抵抗感の無いライン放出とバットパワーの生かせるEKLSG-25Hを使用しています。
2500番クラスを使う事が多いこの釣りでは、ガイドの大きさとバットパワーを生かせるガイドの位置に拘ってます。(その分ガイドが増えてしまうのでコストが上がってしまうのですが・・・)

ティップ付近のガイドは4.5mmのガイド径。
感度とリーダーの抜けを優先するとあまり小さくしすぎるとトラブルが増えてしまいますのでこのサイズ。

相性のいいルアー
・チヌシャッドなどの抵抗感の少ないシャッドや小さめクランクベイト
・7g前後のバイブレーション
・5-12gのテキサス・ジグヘッドリグ
特に拘りの縦捌き操作はかなりやり易く、リフト&フォールの釣りでの掛けるスタイルには使い易いです。
ライト系万能ロッドのKuRoとは違った性能のロッドなので、両方を使い分ける事で全く違う釣りが展開できると思います。
ナカムラ
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