二年前に「クリアホロリウムカシス」というカラーをリリースさせていただき、初めはなかなかお客様に理解されず手に取ってもらえなかったことを思い出します・・・(笑)
しかし今現在カシスに関する声を多く聞くようになりました。
釣果が人気とつながる最高の瞬間です。
そして今回もカシスに続く「きわどいカラー」。
光をすべて吸収する「黒」をマットに仕上げて、ベリーには透けたオレンジを。
なぜマットブラックなのかというと表面での光の反射(発色)すら消してしまいたいという考えです。
しかしルアーの輪郭が分かるということはかすかに反射が起きているということ・・・
しかし「黒」はほとんどの光を吸収するためシルエット(濃淡)ではとても強く表現されるわけです。
ほとんどの光を吸収するのですが輪郭を判別するための反射は起きているため、バイトへ持ち込むことが可能となっています。
そしてオレンジのお腹は光のあるエリアでルアーであると「認識」しにくいものとさせるためです。
黒のシルエットが出ているにもかかわらずオレンジのハレーションカラー。
この二つで起きる色の変化で限界まで認識させず口を使わせたいという考えです。
黒だけだと光の中では違和感しかないですよね。
光があっても、光が無くても強力なカラー。
究極のシルエット。
ではカシスとの使い分けは?!