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淀川キビレ速報’16♪ vol.484.7 ワームの釣りで大事な事

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こんにちは。ナカムラです。

引き続き週末までは出張中なので実釣ブログはお休み。

今年は色んな方と釣り場でご一緒させて貰う機会が多いのですが、釣りを見てて気になった事が何個かありました。

その中で多かったのがワームの釣り


ワームの使い方で大事な事

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チヌ・キビレ=ワームと言う位一番ポピュラーな釣りとなってるイメージです


ただワームの釣りは、プラグと違って自分で操作しないと動かないし、底が基準となるのでまずは底を取ると言う事が大事になってきます

一般的な重りの付いたジグヘッドやテキサスの場合投げて、着水してしまえばあとは落ちるだけ。

それが水深50cmなのか5mなのかで底まで落ちる速度も変わるし、重さが3gなのか10gなのかでも変わってしまうのです。

「釣りを始めたばかり」「今まで餌釣りがメイン」と言う方に多いのが、この底を感じる事自体が分からない事

これが分かるか分からないかで釣果が大きく変わります。


底を感じるには

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投げて着水したらすぐにすぐにラインテンションを掛けて出来れば自分でラインを送ってやる


ラインが出るのが止まったら底についてます。引っ張れば竿先がブルブルと震えます。

これが一番分かり易いかと思います。


ただこれに自然条件が付いてくるので、横風だったり、流れだったりが邪魔をします。

そんな時は重りを2g重くする。それでも駄目ならまた2gと分かるまで重くします。(ロッドのルアーウェイトのキャパの範囲内で行ってください)

あまり重くしすぎると根掛りが増えるのとルアーの動きが早すぎて反応が悪くなるので、使える範囲で一番軽い重さがベストです。


そして、なるべく最初は浅い場所で釣りをする事。←これ大事です

目の前から浜辺みたいに砂が広がるようなポイントだと、沖に行っても2mも無い様な所が多いです。

そんな所ならすぐに底に着きますし、根掛りも少ないので攻めやすいです。

それに深い所は同時に流れがキツイ事が多いので、浅い所は流れが緩やかで釣りがし易く分かり易いですね。


常に底に意識する

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表層から中層を意図して狙うとき意外は常に底を意識して釣りをする。

底を意識する=底を感じる事

これが出来ると絶対的に釣れる数が増えます

着底した瞬間とか動かして止めた瞬間に喰ってくる事が多いと思いますが、常に魚は動いてる物を意識して見てるはず。

その動いてるものが止まった瞬間は「獲物を捕らえるチャンス」が出来るんです。

キビレにおけるそのタイミングは着底の瞬間が非常に多いんですね。

だから底を感じて意図して釣りが出来ると良いんです。


テキサスの勧め

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底を感じるのに慣れるまでは根掛りは最大の敵になってしまいます。

少しでも根掛りを無くす為にお勧めなのは、針先の隠れたテキサスリグ

手軽さでいえばジグヘッドリグなのですが、どうしても針先が出てるので根掛かった時に慣れてないと外れません。

セットするのは少し手間ですが、テキサスにすると切れて結び直すといった後の手間は確実に減ります。

テキサスの中でも写真のビーンズシンカーを使ったビフテキなら、更に沈むスピードが速いので底を感じ易くてお勧めです


底かアタリか・・・

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底が分かる様になると最大の難関が「底なのかアタリなのか???」分からない。

かなり多くの方にある悩みだと思います。

これはある程度数を釣って経験を積むと良く分かるのですが、底の方が多いと思いますw


これを無くす為には、アクションをズル引きよりもリフト&フォールをメインで行う


これだけでかなり迷いが改善します。

ズルズル引くと常に底を感じてしまいますが、一旦底から上に上げると次にテンションを緩めない限り底を感じません。

アタリは底に着いた後(もしくは落ちてる時)に起こるので非常に分かりやすいんですね。


この時にシンカーの重さを変えるとルアーの動きが変わるので、ルアーローテーションの効果があるんですね。(これ意外と大事です)

軽くするとゆっくりになってナチュラルに見せられ、重くすると反射的に口を使わせることが出来ます。


ワームは真っ直ぐセット

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実は底を取れない人以上にフックへのワームのセットがきちんと出来てない方が非常に多いんです

結構曲がって取り付けてたり、そもそもオフセットフックのセットの仕方が分からないという方もおられます。

これはネットとか本とかで見て下さい。分からなければ釣具店で購入時に聞いてもらうと教えてくれるはずです。


ワームを曲がってセットした状態で使うとクルクルと回ったり、本来の動きが出ない場合が多く、そのせいで魚が「違和感を感じて食わない」という事が多々あります。

もしかしたら魚が居ないんじゃなくて、魚が嫌がる物を使ってるから食わない可能性もあるんですね。

一生懸命投げるよりもワームのセットに気をつけるだけで1投で喰ってくるかもしれません。


それと「アタリがあって合せを入れるとワームがずれてしまう・・・」という事が起きますが、その後は必ずワームをきちんと真っ直ぐ戻しましょうね。

細かい事なんですが、釣果に直結する部分なので非常に大事です。

ちなみにカッティングベイトの裏と表の話を聞かれますが、真っ直ぐ取り付ければどちらでも釣れます
。(細かく言うとリブが下です)


まとめ



長々と書きましたが、結局大事なのは、

・ワームを綺麗にセット

・底を感じて、底を意識して釣りをする


これを心がけると釣れますというシンプルなお話です。

シンプル故に奥深いのですが、これを理解できると一気に釣れる数が増えると思います。

おすすめ関連記事↓

参照:
淀川キビレ速報’16♪ vol.443.8 カッティングベイト3とキビレの物語

参照:淀川キビレ速報’16♪ vol.443.9 カッティングベイト3インチのリグ

参照:淀川キビレ速報’16♪ vol.447.5 カッティングベイト3にはこのフック!

ナカムラ

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