
淀川でキビレの釣れる時期

ベストなシーズンは5月~8月の梅雨時期から真夏です。
キビレは夏の水温の上がる時期を迎えると塩分濃度の薄い河口域に入ってきます。
そして、秋に産卵期を迎えて海に戻っていくと言われます。
それ以外の時期も河口付近には居ますが、誰でも狙って釣り易いのがこの時期なのでチャレンジされるなら今のこの時期をお勧めします。
キビレを狙う時間帯

警戒心の強い魚なので昼間よりも夜の方が狙い易くてお勧めです。
夜だと警戒心が薄れて餌の捕りやすい浅い所に近づいてくるので、釣り易い状況となります。
昼間でも流れや水深などの条件が揃うと釣れますが、まずは夜から始めるのがお勧め。
ただいきなり夜に釣り場に行くのではなく、明るい時間に下見をして足元や水中の状況などを見てから夜にポイントに入る事で釣りのイメージがしやすい状況を作れます。
あと雨による水の濁りが入ると昼夜問わずに警戒心が薄れて1日中釣れる時があります。
狙う潮のタイミング

上の時期と時間をクリアすると1つ重要になるのが「タイドグラフ」のタイミング。
海の釣りでは欠かせない海の状況と魚の活性を左右するこの潮の満ち引き。
この写真のグラフを見るとこの日の潮は中潮です。
中潮、大潮となると潮が動きやすく、1日のうちの潮位の変動が多い分チャンスタイムが多いです。
反対に長潮や若潮などの潮位の変動が少ない時だと、海の状況が変わりにくく魚の活性も上がりにくい事が多いです。
川の場合流れにも左右さるので雨後などの水量の多い時は潮の影響がなくても活性が高い時があります。
なるべく潮の動く時を狙うのが、活性の良い事が多いのでお勧めです。
大潮は潮の動きが早すぎる事が多いので、とりあえず行くなら大潮前後の中潮・小潮辺りが狙い目です。
あとはポイントの水深によるので、何度か行くと釣りをするポイントとタイドグラフの高さでどれ位が釣り易いか良く分かります。
ポイント選び

上に書いた「時期・時間帯・潮」の条件を揃えれば魚に出会える確率はぐっと上がります。
そこにプラスして、重要なのが「ポイント選び」ですね。(居ない所で釣りをしても駄目ですからね)
これに関しては全く分からないのであれば近くの釣具屋さんなどで聞いて貰うのが良いと思います。(ネットではこの辺り詳しく載せられませんので・・・)
淀川なら塚本にあるキビレ専門店「TOP BATTLER」さんがお勧め。ポイントから釣り方、ルアー選びなど全て教えてくれるはずです。
淀川に限らずキビレにお勧めの条件としては、
・手前は浅くて、徐々に水深がある。
・餌となる魚や甲殻類の溜まる条件のある所。
・目に見える障害物がある。(魚が隠れる所)
・泥底よりも砂底や岩などが沢山ある所。
こんな感じの所が組み合わさっていれば理想的です。
特に浅い所には餌を求めてやってくるので、満潮のタイミングで潮位が上がると魚の食い気もあってとてもお勧めです。
今はグーグルマップなどで簡単に河川の状態が見えるので、探すのも苦労しないと思います。
タックル(道具)

ポイントまでしっかりと把握できればその中で釣れる場所を探すだけ。
ここまでが分かってしまえば魚には近づきました。
その魚をキャッチする為に使う道具のご紹介。
ロッド(釣り竿)

現在チヌ専用の物が沢山リリースされていますし、Justaceでも3機種展開してます。
この辺りは好みで選んで貰うと良いですが、自分の中では「LM-792KML」があると1本でプラグとワームの幅の広い釣りが展開できるのでお勧め。
専用タックル以外で今お持ちの他の釣り竿の流用なら、
アジング用のULクラス(少し張りがあって、5gまで普通に使えるくらいのロッドが理想です)
バスロッドの7ftクラスのL-MLのスピニング。(あまり短いと使いづらいです)
エギングロッドのMLクラスやシーバスロッドのMLクラス。(調子がレギュラーすぎるとワームが使いずらいです)
この辺りの物を使って頂ければと思います。
リール

着けるロッドとのバランスにもよりますが、スピニングの2000-2500番クラスがお勧めです。
普段そのロッドに着ける番手で、あとでお勧めするラインを巻けるキャパがあれば大丈夫です。
特にハイギアの必要性はありませんが、この辺りも好みで選んで下さい。
ライン(釣り糸)

お勧めは細くて強いPEライン。
太さは0.8号~1号が飛距離と強さのバランスがあって良いと思います。
ただアジングロッドなどのULクラスになると、ラインが強すぎるので0.4-0.6号位が相性が良いです。
使うロッドに合わせてメインラインの太さは選んで下さいね。
PEラインを使うときは、必ず先に50cm位リーダーと呼ばれるラインを結んで下さい。
PEライン直結だと摩擦に弱くて、使ってるうちに岩に擦れて切れてしまいます。
PE0.8号なら3号前後。PE0.6号なら2号前後がお勧めです。(この辺りもバランス良く選んで下さい)
素材はフロロカーボンを選んで頂くと摩耗に強いので、多少の擦れでも傷がつきにくいです。
TOPやプラグメインの時だけは比重が軽くて、伸びのあるナイロンラインがお勧めです。
結び方は強度を求めるとFGノットとかになりますが、電車結びでも上手く結べば十分に強度は出ます。
次回はルアーセレクト

一番皆さんが重要視する「ルアー」と言うキーワードですが、正直に言ってしまえば上に書いた「時期・時間帯・潮・ポイント選び」までの所で8割以上魚に近づいてます。
あとはその魚の居る場所でどうやって釣るかの部分がルアーを選ぶ重要な要素です。
無限に種類がある所なので一番迷うと思うのですが、それを書くと長くなるので続編をお楽しみにして下さい。
ナカムラ
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