CUSTOMスタッフブログ

ガイドのスレッド巻きの練習は、タコ糸がお勧めです


こんにちは。ナカムラです。

今回はカスタムロッドのお話です。

お客さんと話してると「自分でロッドを作ってみたいけど難しいですか?」と言う質問をよく受け付けます。

ロッドビルディングにチャレンジしたい方の壁となるのが「ガイドのスレッド巻き作業」ですね。

グリップ自体はプラモデル感覚で組み立てる事が出来るのに、ガイドだけは練習しないと上手く取り付けられません。

そんな作業でロッド製作を諦めるのは勿体ないと思うので、お勧めの練習方法を紹介します。


まずタコ糸とカーボンパイプで練習する


まず最初の練習としてお勧めなのが、タコ糸を使ったスレッド巻きの練習です

スレッドを巻く際のキモは指の動かしい方なのですが、いきなりスレッドを使ってブランクに巻くと細すぎて難易度が高いです。

特に穂先の方にガイドを付けようと思うと至難の業です。

それをいきなりやってしまうと「もう無理…」って思うので、まずは太めのカーボンパイプにタコ糸を使って巻く練習をしましょう。

上の動画を見て貰うと分かり易いですが、指の動かしい方を掴むのがとても大事となります。

まずは、指の動かし方の感覚を掴みましょう。


慣れたら順番にステップアップ




慣れるとすんなり巻く事が出来ますが、スレッド巻きはまず練習することが大事となります。

1,まずはタコ糸をカーボンパイプに巻いてみる。

2,カーボンパイプにスレッドを巻いてみる。

3,ブランクにスレッドを巻いてみる

4,カーボンパイプにスレッドでガイドを取り付けてみる。

5,ブランクにスレッドでガイドを取り付けてみる。

こんな感じの練習でステップアップしていくと、指の感覚を掴めて上手に巻けるようになると思います。

ぜひ、最初の1歩にチャレンジしてみて下さいね。

ナカムラ