
工房では今月分の「ライトワインダー610TZ」の製作が続いております。

遅れていたブランクも上がってきたので、これからは時間との戦いですが手を抜かずにしっかりと製作しています。
グリップの接着時もボンドのハミ出しや隙間が無い様に慎重に接着。
コルクグリップの抜けがあれば「コルクパテ」で補修を行います。
工場なら流れ作業で続く工程もしっかりと1本1本をチェックしています。
ロッドはアクションやデザイン等に目が行ってしまいますが、細かい作りは結構差が出てます。

グリップに巻いてあるフィルムは製作の工程上、接着時に一度剥がしてますがグリップ完成時に再度シュリンクします。

購入されてからすぐ剥がす様な物ですが、こんな見えない部分にも妥協無くしっかりと仕上げております。
たまに「フィルムは剥がさなくても良いんでしょうか?」と聞かれることがありますが、出来るだけ剥がして使って下さい。
フィルム付けたまま濡れてしまうと湿気でコルクが痛んでしまいますので。
Justaceは作り手の思いの詰まった最高のモノをお届けします

ビルダー氏の愛情を込めたロッドを大事に長く使って下さいね。
ナカムラ