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スレッドのピンラインの入れ方を解説した動画

こんにちは。ナカムラです。

今回は少し前からHPの方で紹介している「スレッドのピンラインの入れ方動画」についてご紹介。

前々から聞かれる事の多いスレッドの巻き方スレッドのコーティングの2トップ。

ロッドを製作するうえで最大の難関と感じられる方が多いんでしょうね。(事実ですがw)

今回はそのスレッド巻きの中でもワンポイント+した「ピンラインの入れ方」のバリエーションを数種類用意しました。

基本的なスレッドの巻き方

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まずは基本的なスレッドの巻き方。

スレッドを巻く時に気を付けて欲しい事は、まず手にを綺麗に洗ってから作業する事

スレッドを巻く時に油分が付着してコーティングの時に弾いてしまう原因となります。作業する時は事前に手やロッドを綺麗にしておきましょう。


そして、スレッドを巻く際には事前にガイドの無い状態で巻く練習をしましょう。(練習は大事)

ガイド無しで綺麗に巻けるようになれば、次はガイドをテープなどで止めてからチャレンジして下さい。

最初からティップ部などの細い所で巻いてしまうと難度が上がってしまうので、バット部などの太めの所で練習して下さい

徐々に難度を上げて行った方が、いきなりイライラMAXになって諦める事が減ると思います。


実際にスレッドを巻いた際の動画です。

動画のようにタコ糸などの太めの糸で練習すると嘘の様に簡単に巻けます

その感覚を掴んで頂ければステップアップしやすいですよ。

スレッド巻き作業は、練習と根気が重要なので適度に休憩しながらゆっくりとやってみて下さいね。

ピンラインの入れ方

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写真の様にメインスレッドの下に3-5周ほど違う色のスレッドを巻く方法です

これがワンポイントのアクセントになるので、目立つような色で合わせるのがお勧め。


このやり方ならスレッドを一度止めてから作業するので、作業中にピンラインが解ける事がありません。

慣れたらピンラインを巻いた後に抜き糸を入れずにそのままメインのスレッドを巻いて止める事も出来ます。

ピンラインを平行に入れる方法

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先ほどよりも少し難易度が上がりますが間にスレッドを巻くやり方。

コツとしては指の使い方を良く見て貰ってイメージして下さい。


ガイドに載せる前の方がトラブルが少ないので、巻き始めて数周で重ねて入れるとやり易いと思います。

こちらもワンポイントで目立つ系のカラーを入れて貰うと綺麗な配色が出来ます。

ピンラインを1本だけ入れる方法


こちらは今回紹介する中では一番難しいパターンです。

ただ上の「平行に入れるやり方」が出来た方なら要領は同じ。

何が違うかと言うと、ピンラインを1周しかしないのでスレッドを止めるのが若干難しいんですね。


あとは慣れなので、手の動きだけ注意して見て下さい。

1周した所でしっかりと重ねて止める事が出来れば大丈夫です。

この巻き方は下に上記のピンラインとの組み合わせで入れると活きてきますが、単独でこれだけだと味気ないのでセットで入れる事をお勧めします。

スレッド巻きは練習と根気

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少しでもコツは伝わったでしょうか?

なかなかイメージでは伝わりにくい作業は出来るだけ動画での紹介を増やしていきたいと思ってます。

スレッド巻きに関して言うとやっぱり数をこなしていくと必ず上達します。

イメージよりも練習あるのみなので、動画を参考にして頂いて頑張ってみて下さい。

分かり難い点、もっと詳しく知りたい事、撮って欲しい動画などありましたらメールや各種SNSの方にお問い合わせ下さいね。

ナカムラ


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